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書評:ぼくの好きなキヨシロー

グログ管理人:玉越直人
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日本におけるロック黎明期の象徴的な存在。
忌野清志郎が亡くなって、もう1年以上経つ。
私の青春時代に聴いた音楽のなかでも、大きな意味を今も残しているような感じさえしているから。
ガンで亡くなられたとの訃報はショックなものだった。
その後の、葬儀のニュースでの反響の大きさでも、彼が同世代いや、彼の残した音楽的業績にリアルタイムで出会えた、多くの後世代にも影響を与えていたことが解る。
ただ、私が少なからず抱いている不満は、ともすればキヨシローをカリスマ扱いで持ち上げてしまうような風潮だった。
観客を熱狂させるような彼のパフォーマンスの魅力はもちろん解るのだけれど、彼の魅力はなんといっても、その人間らしい、優しさとユーモアに充ちた歌詞にあると、僕は思えたから。
その点、彼の原点にあったようなフォーク時代から、共に歩んできて、ごく近くで彼に接してきた、泉谷しげる、加奈崎芳太郎両氏による、証言は興味深いし、若き頃の肉声が聴こえて味わい深い。

玉越直人さん


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